【新唐人2014年3月7日ニュース】先日、イギリスの「エコノミスト」の調査部門・エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が、世界の主要都市生活コスト調査報告を発表しました。2014年の生活コストランキングではシンガポールが世界で最も生活費の高い都市の1位に選ばれました。
エコノミスト調査部門のこの調査は、ニューヨークの物価を基準とし、世界131都市の400項目以上の価格指標を比較します。主に、企業が海外への人員派遣および公務コストを計算する際の参考となります。
昨年1位だった東京に変わり、今年世界で一番生活コストの高い都市に選ばれたシンガポールでは、基本的な生活費だけでなく、衣服の価格も世界一高いそうです。
専門家は為替レートの影響が大きく、シンガポール・ドルの動きと日本円安が、今回両都市の順位に変化を与えたと分析しています。
ランキングの上位10都市は、フランスのパリ、ノルウエーのオスロ、スイスのチューリッヒ、オーストラリアのシドニーとメルボルン、東京、スイスのジュネーブ、デンマークのコペンハーゲン、ベネズエラのカラカスでした。
一方、世界で最も生活コストの低い国は、インドのボンベイとニューデリー、パキスタンのカラチ、ネパールのカトマンズ、情勢の揺れ動いているシリアのダマスカスが挙げられています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/03/04/atext1074083.html (中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/佐藤 映像編集/工)